最近、今準備しているある計画に向けてカメラの購入を真剣に考えています。
その計画は近いうちお話するとして、今回各社から発売されているミラーレス一眼を徹底的に初心者目線で比較してみました。
追記:2017年夏のAmazonプライムデーでついにカメラを購入しました!詳細は以下のページでご確認下さい!
何故ミラーレス一眼なのか?
カメラって本当にピンきりで、安ければ1万円を切るコンパクトデジタルカメラ(コンテジ)から数十万する一眼レフカメラまで様々です。
驚くことに一眼レフカメラは本体だけじゃなくて追加で何万もするレンズを別途買う必要もありますし本当に良い機材を買おうとしたら100万じゃきかないかもしれません・・・笑。
またここ数年はスマートフォンのカメラ性能向上で写真=スマホで撮ると言う方も非常に多いようです。
先日気になってtwitterでアンケートを取ってみたんですが、ちょっと驚きの結果。
これ、驚くことに周りの商品レビューをしているブロガーさんに向けて取ったアンケート(もちろん投票自由なのでそれ以外の方もいらっしゃるでしょうけど)でこの結果。
比較的世間一般で言えばガジェットに強い(情報収集をされているブロガーさん達なので)ようなブロガーさんでもスマホが圧倒的勝利。
それだけ、スマホにおけるカメラの性能と同じデバイス内で気軽に加工出来る技術が認められている証拠だと思います。
そんな僕も今までは全てスマホカメラでした笑。
僕のカメラ/写真に対する認識
先述したように僕は基本的に全てiPhoneのカメラで写真撮影しています。
画像加工もほとんどアプリでやっちゃいます。
昔LUMIXのコンデジをもっていたんですが、紛失してしまって以降ずーっとスマホカメラオンリーです。
そんな僕のカメラや写真に対する情熱は正直言って低いほうです。
なのでこの比較もそういう目線でお届けしますので、カメラや写真にガチな方には物足りなさ120%かもしれません。
- 基本的に写真は撮れれば良いと思っている
- でもどうせなら綺麗に撮りたい
- 同じ予算ならコンデジからミラーレス一眼にチャレンジしてみたい
僕自身こういうスタンスですし、こういう目線で比較をされている方っていないなーというのが現状。
ミラーレス一眼自体がまだまだ新しい分野のカメラであるからなのか、普段一眼レフ使ってますよ!って方のおまけ程度のレビューが多い印象です。
同じような初心者さんの参考になれば!
比較対象
今回ミラーレス一眼の購入を検討しているんですが、そもそも元はコンデジの購入を考えていました。
で、大体主要機能を兼ね備えた機種って5~8万ぐらいするんですよね。
その辺を色々物色しているとミラーレス一眼とやらを発見。
エントリーモデルだと大体価格も同じ、頑張ればそこそこの写真も撮れる(らしい)。
そう言った背景からミラーレス一眼の購入を検討し始めました。
なので予算は万能コンデジと同じ程度で5~8万円程度のエントリーモデルに絞っています。
重要視するポイント
これは複数あるんですが、基本的なスタンスは先述した通り。
その中で
- Wi-Fiでスマホに写真を送りたい
- 商品レビュー用写真も撮りたいので接写出来れば嬉しい
- 俺今写真撮ってるよ!感が凄く重要←後述しますw
この辺りをポイントにしてあります。
なので逆に○○画素でどうたらとか、○○って技術がどうのって話は一切しません。
基本的に初心者がオートで撮れば、撮影技術は抜きにして純粋にカメラの性能で言えば対して違いがわからないんじゃないか?と言うのが持論です。
○○製のカメラが色が良いとか○○製は画がシャープだ、とか言われていますが僕みたいな初心者にはその違いが正直大して分かりませんでした。
なのでその手のレビューはあえて致しませんのでご了承下さい。
写真撮ってるよ!感ってなんだ!
先述した写真撮ってるよ!感なんですが、これ僕の中で最重要な項目だったります笑。
というのも、いわゆるコンデジもスマホも「ピピッ」とか「カシャ」って音はするものの写真撮った感ってあんまりなくないですか?
ところが比較する全機種を手にとって触ってみたんですが、ミラーレス一眼は実際に手に「カシャ」と言うシャッターを切る振動が伝わってくるんです!
僕みたいに飽きやすくて買ったコンデジを無くしちゃうような人間にとってこの「あ、俺今写真撮ってる!」って感じが凄く大事。
なので事実上これが最も購入に直結する部分です笑。
実はこの記事の執筆時点でほぼ9割方購入するモデルが決まっています。
読み進めて頂ければ分かると思うんですが、理由はまさにこの撮ってる感。
普通写真に熱がある方なら色味がどうのとか機能がどうのとかって話になると思うんですが、初心者の僕は視点が違う事だけ加味してご覧下さい。
では一気に行ってみましょー!
OLYMPUS PEN E-PL8
まずはカメラ女子というジャンルを形成した一翼を担ったであろうOLYMPUS。
現行モデルのE-PL8は3色展開で可愛らしいデザインが特徴的ですね。
広告モデルに宮崎あおいさんを起用し結構CMをうっているイメージがあります。
特徴
今回比較する機種の中では個人的に「迷ったらこれ買っておけば良いよ」って機種な印象を受けます。
まず比較対象の中で唯一ボディ内手ぶれ補正がついています。
パシャパシャシャッター押すだけの素人カメラマンには凄く重要。
だって普段三脚使ったりしないし撮る時もちょっと両手で持つ程度。
機械側でそういう補正をしてくれるのは素人にはありがたいですよね。
もちろんスマホへの接続も対応しているので画像をすぐスマホに送ったり、スマホ上でシャッターを押したり出来ます。
液晶画面も180度反転するので自撮りも出来ますが、離れて集合写真とかも簡単に撮れますね。
液晶自体がタッチパネルになっているのですが、タッチAF(オートフォーカス)が非常に便利!
「あ、やっぱりここにフォーカスして欲しいな」って時は画面をタッチすればそこに自動的にフォーカスしてくれます。
基本機能が全部揃っているので、多分最初の1台には一番オススメなんじゃないでしょうか?
カラーバリエーション
E-PL8は全部で3色展開になります。
- ブラウン
- ブラック
- ホワイト
周辺機器
やはりカメラ女子ジャンル創設のパイオニア的存在なのか、周辺機器は結構充実している印象があります。
家電量販店の中でもケースや保護フィルム等そこそこ多い印象を受けました。
また将来的にレンズ交換したいなー!ってなった場合、OLYMPUSとPanasonicは互換性があるようでお互いのレンズが選択肢に入る事になります。
もちろんレンズの善し悪しはあるんでしょうが、選択肢が多い事は基本的に商品選択として良い点ですね!
写真撮ってる感
この機種はシャッターを押すとしっかり「カシャン!」と音がして写真撮ってる感が結構ありました!
気になる点
正直初心者目線で気になる点は無かったです!
評価
機能面、サプライ(周辺機器)面、写真撮ってる感どれも文句なしに素晴らしいと思います。
逆に他の機種は機能を削って何処かに特化している感がある機種が多いので、いわゆる標準的なミラーレス一眼エントリーモデルと考えて良いんじゃないでしょうか?
個人的には非常にオススメです!
Panasonic LUMIX GF9
LUMIXブランドでお馴染みのPanasonicも綾瀬はるかさんをモデルに起用し、比較的キュートなフォルムで女性をメインターゲットにしている印象を受けるモデルを発売しています。
カタログでも自撮りなんかを押しているので、SNSヘビーユーザーには使いやすそうですね!
特徴
この機種の特徴は何と言っても4K撮影でしょう!
まだまだ普及段階ですが、少しずつ4K対応ディスプレイやテレビの価格もこなれてきました。
美しい景色を今の技術で最も美しい状態で撮影出来るのであればそれに越した事はありません。
タッチパネル対応でタッチAFももちろん搭載、スマホからの接続もOLYMPUS E-PL8と遜色ありません。
それと個人的に便利だなーと思った機能が水準器機能!
撮影時、液晶の真ん中に横線が1本出るんですが、カメラの傾きを教えてくれるんです。
あえて狙ってななめに撮るならまだしも、気付かぬうちにななめって事は避けたいですよね。
これ地味に便利だと思いました!
カラーバリエーション
GF9は2色展開になります。
- オレンジ
- ブラック
無難なホワイトやシルバーではなくオレンジと言うチョイスも女子ウケ良さそう!
周辺機器
Panasonicは総合家電メーカーですので様々な周辺機器が期待出来ます。
特にTVのビエラやブルーレイレコーダーなんかと簡単に連携出来るので大きなテレビで画像を見たり出来る点は嬉しい点ですね!
写真撮ってる感
正直この機種は最も撮ってる!感が弱かったです。
コンデジやスマホの「カシャ」と言う音がするのと大差無い印象を受けました。
気になる点
手ブレ補正が無い点は非常に気になります。
それと個人的に重要視していた撮ってる!感がない点もマイナスでした。
評価
現在家電がPanasonicなのであれば連携も加味して選択肢として十分ありだと思います!
特に4K機能は他に無い唯一の機能なので4K機器をもっているならなおさら最高の相棒になりそうですね!
SONY α5100
SONYも家電メーカーですが取り分け映像に強いメーカーな印象があります。
そんなSONYのα5100は必要な機能に絞っている印象がありますね。
特徴
液晶はタッチパネルでタッチAF対応、スマホを連携しての撮影OKでボディも非常に軽くエントリーモデルには良い選択肢になりそうです!
また本体には手ぶれ補正がありませんが、レンズ側で手ぶれ補正に対応しているとの事で初心者にしてみたら本体だろうがレンズだろうが手ぶれ補正してくれるなら嬉しい!感があります笑。
カラーバリエーション
α5100は3色展開です。
- ホワイト
- ブラック
- ブラウン
OLYMPUSやPanasonicと比べてシックで落ち着いた印象を受けるカラーバリエーションとなっています。
男性はもちろん、あんまり可愛い物が苦手な女性でもすんなり受け入れられそうなルックスは万人受けしそうですね。
周辺機器
Panasonicと同じく映像機器を取り扱っているので、TVのブラビアやパソコンのVAIOシリーズ等と連携し気軽に写真が大きな画面で見れる点は非常にGood。
また家電量販店のグッズコーナーにも多くのケースや保護フィルムがあり影響力が強い家電メーカーの恩恵は十分に受けられそうです。
写真撮ってる感
写真を撮っている感は中々ありましたが、OLYMPUS E-PL8に比べてなんというかちょっと味気ない印象を受けました。
なんだろう、なんというか機械的と言うか・・・
いやそりゃ機械だから当たり前なんですが笑。
気になる点
手ぶれ補正はレンズ側がやってくれているのでPanasonic GF9に比べると安心感があるのですが、個人的にGPS情報を付与できない点が非常に気になりました。
GPS情報はMacで写真管理されている方ならご存知だと思うんですが、地図を見ながらどこで写真を撮影したのか簡単に見られるようになっています。
僕の場合はMacで写真を管理しているので、可能であればGPS情報が欲しいところです。
評価
Panasonic GF9の4K!と言った突出した機能は無いですが、その分手ぶれ補正がある点は安心感があります。
家電がSONY製品の方は十分選択肢として有りではないでしょうか。
SONY α6000
唯一同メーカーから2機種比較対象になったSONY α6000。
この機種はα5100に比べ少しだけ尖った印象があります。
特徴
SONY α6000最大の特徴は連写機能ではないでしょうか。
もう本当一度家電量販店で実機を触ってほしいんですが、物凄い速さで連写してくれます。
例えばスポーツとか動く被写体(お子さんの成長記録とかペットの日常とか)を撮りたい方には是非オススメの1台です!
カラーバリエーション
α6000は唯一の4色展開です。
- シルバー
- ブラック
- ホワイト
- グラファイトグレー
シルバーとグレーと比較的近いカラーを2つラインナップしている事で、少しだけ男性よりな印象を受けました。
周辺機器
これはα5100と全く同じです。
やはりSONY製品はこの辺も強いので安心ですね。
写真撮ってる感
α6000はα5100以上に撮ってる感が強かったです!
・・・いや正直大げさ過ぎるぐらいカシャカシャしてましたね・・・。
もうちょっと抑えめでも良かったんじゃないかな?という印象が残りました。
気になる点
連射機能は素晴らしいんですが、個人的には液晶がタッチパネルではない事。
タッチAFは初心者には本当に便利で1度使ったら手放せないぐらいの機能だと思うんです。
それが無いと言う不安感は少し大きいですね。
評価
お子さんや動物等、”動的な被写体”撮影にはもって来いではないでしょうか!
ただタッチAFが無い点は初心者としては気になる部分です。
逆にレンズだけで調節できる腕がある/磨きたいと言う方にとっては余計な機能が無くて良いのかも?
FUJIFILM X-A3
FUJIFILMも中々可愛らしいフォルムが印象的のミラーレス一眼をラインナップしています。
特徴
X-A3は最大の特徴は接写でしょうか。
被写体からレンズの先まで7cmぐらいまで寄って接写できると言うのは商品レビューはもちろん、オシャレなレストランの料理を撮ったり色々使えそう!
またフィルムでトップシェアを誇るFUJIFILMのノウハウを活かした11種類のフィルムシミュレーションは普段の写真を簡単に彩ってくれますね。
カラーバリエーション
X-A3は3色展開です。
- ブラウン
- シルバー
- ピンク
フォルムもカラーバリエーションも比較的可愛らしくて女子ウケしそうなルックスですね。
周辺機器
サプライ品に関しては正直あまり無い印象を受けました。
調べてみるとミラーレス一眼においてFUJIFILMのシェア率は数%程度のようで、やはり周辺機器においてはどうしてもシェア率が高いSONYやPanasonic、OLYMPUSに力を入れているようです。
写真撮ってる感
個人的にX-A3の写真撮ってる感が最高すぎました!
弱すぎず強すぎず、適度にカシャンと鳴る心地よいシャッター音が「あ、俺今写真撮ってるぞー!」感を強く演出してくれます笑。
あくまで個人的な感想ですが、全モデルで最も最高の撮った感です!
気になる点
やはりサプライ品が少ない点は気になる点です。
スマホのように頻繁にケースを変えたい!とかフィルムを張り替えたい!と言うのは無いでしょうが、サプライ品が少ないと言う事はそれだけ製造も少ないと言う事。
シェアが大きなモデルだとカメラ自体の販売が終わってもサプライ品の供給は続きますが、シェアが少ないモデルだとそれも望み薄なので事前に予備の購入を検討しても良さそうです。
評価
手ぶれ補正は本体にはありませんがレンズで対応、タッチパネル、タッチAF搭載。
更にスマホ対応でGPS情報もスマホから付与OK。
そして突出した接写性能は非常に魅力的ですね!
OLYMPUS E-PL8に遜色ありませんがやはりサプライ品の部分だけは事前に予備を買う等の対策が欲しいですね。
まとめ
他にも現行モデルではCanonやNikon等の有名カメラメーカーのモデルもありましたが、初心者に使いやすいと初心者自信が思った機種をピックアップしてみました。
僕はこの中から数日以内に購入するので、その機種に関してはもっともっと詳細なレビューをさせて頂きたいと思います!
是非皆さんも一度家電量販店やカメラ屋さんで僕が押す「俺今写真撮ってる!」感を体験してきて下さい!笑。
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