アーティストって自分のステージネームや芸名にちょっとしたこだわりを持つ方が多いです。
例えばモーニング娘。の「。」は必須とか、ファンじゃなけりゃ「あってもなくてもええやん」てなるような部分でも、本人やファンにとっては重要なんです。
そんなアーティスト名、今日は僕が大好きなL’Arc-en-Cielのメンバーのアーティスト名にスポットを当てていきたいと思います。
小文字のhydeと大文字のHYDEの違い
たまーに、ラルクに全く興味ない人から「なんでhydeとHYDEって大文字小文字でバラバラだったりするの?なんて聞かれる事があります。
そりゃそーですよね、ステージネームってその人単体を示すとても大切な要素ですし。
じゃあこのステージネーム、何故大文字小文字と表記が異なるのか調べてみましょう!
小文字のhydeと大文字のHYDEの違いは基本的にL’Arc-en-Cielかそうじゃないか
L’Arc-en-Cielのメンバーは4人、ご存知の通りhyde、tetsuya、ken、yukihiroです。
まずざっくりとですが、基本的にバンド形式のL’Arc-en-Cielでの活動なのかメンバーソロが主役のソロ活動なのかで違いがあります。
hyde→HYDE
- HYDE(hydeソロ/楽曲提供(GLAMOROUS SKY楽曲提供)/映画出演(MOON CHILD))
- VAMPS(hydeソロ)
- D’Arc-en-Ciel(HYDE DARK/the Fourth Avenue Cafeカップリング)
- P’UNK-EN-CIEL(HYDE P’UNK)
tetsuya→TETSUYA / tetsu
- TETSU69(tetsuソロ)
- tetsu(tetsuソロ/C’ant stop Believing/Creature Creature楽曲提供)
- TETSUYA(改名後)
- D’Arc-en-Ciel(DARK TETSU/the Fourth Avenue Cafeカップリング)
- P’UNK-EN-CIEL(T.E.Z P’UNK)
ken→Ken / KEN
- Ken(kenソロ/SONS OF ALL PUSSYS)
- D’Arc-en-Ciel(Kën D’Ark/the Fourth Avenue Cafeカップリング)
- P’UNK-EN-CIEL(KEN P’UNK)
yukihiro→yukihiro
- yukihiro(yukihiroソロ/acid android/geek sleep sheep)
- P’UNK-EN-CIEL(YUKI P’UNK)
小文字のhydeと大文字のHYDEの違い hyde以外はあんまり統一されてなかった
ちゃんと書き出してみて気付いたんですが、意外とラルクでの活動かそうじゃないかで分けてる訳ではなさそうですね・・・笑。
それを顕著に守っているのはhydeだけだと思います。
hydeは過去のインタビュー記事とかも見る限り、「L’Arc-en-Cielのボーカリストhyde」と、「ソロで活動するHYDE」にきっちり線引きをして活動している印象が強いですね。
ここが「ラルクはいつ解散するか分からない」とか言われてきたりしてきた、ラルクの不思議な魅力の1つなのかもしれません。
てっちゃんに関してはメジャーデビューしてから唯一改名しているだけあり、コロコロ変わってますね(hydeもインディーズ時代にhide→hydeへの改名をしています。)
けんちゃんは全て大文字ではなく頭のKのみ大文字のKen表記。
D’ARKではkenではなくKënと、キリル文字(ロシア語なんかのアルファベット)を使っているあたり、頭がいいけんちゃんっぽいです笑。
ゆっきーは最初から最後までyukihiro。
ラルク加入前(ZI:KILLとか)のゆっきーを知らないんであれですけど、調べてみた感じZI:KILLでは大文字でYUKIHIROだったっぽいのかな?
ただラルクに加入してからはソロも含めてyukihiroで統一されてますね。
小文字のhydeと大文字のHYDEの違い 名義分けはhydeの意向?
メンバーのソロデビューの時期をまとめてみました。
初のソロ名義 | 初リリース楽曲/アルバム | 初のソロデビュー日 | |
---|---|---|---|
hyde | HYDE | evergreen | 2001年10月17日 |
tetsuya | TETSU69 | wonderful world | 2001年7月18日 |
ken | Ken | Speed | 2006年8月23日 |
yukihiro | yukihiro | ring the noise | 2001年9月27日 |
これを見る限り先人切ってステージネームを変えてリリースしたのはてっちゃん。
その前の企画段階からどっちが早かったかは分かりませんが、アーティスト名を見る限りはhydeとtetsuyaどちらか、もしくは両方に名義を分ける意思があったように思いますね。
ただ、先述したようにその後の活動を見るとそういう拘りを強く見せるのはhydeではないだろうかと思ってます。
ソロ活動やユニット(VAMPS)活動もhydeが一番積極的ですからね笑。
過去のインタビューや活動の内容の濃さ等々色々考えてみても、多分hydeとHYDEのように名義を明確に分けているのはhydeの意向が一番強いんではなかろうかなーと思います!
L’Arc-en-Ciel hyde vs VAMPS HYDE
難しいですよね、これ。
ドエルさんの中でも結構割れている話じゃないかな。
個人的にはL’Arc-en-Ciel hydeが最も好きなんですが、VAMPS HYDEの作り出す世界観もまた魅力的。
やっぱり最終的にはL’Anniversaryなんかで見せてくれるような思わず泣きそうになる、ああいう世界観を魅せてくれるラルクがいいなーと思います笑。
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