これからラルクを聞きたい人の為のオススメアルバムベスト3

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デビュー当時から多くのファンの心を掴み、未だ人気が衰える事を知らないL’Arc-en-Ciel。

メンバーが50代になっても未だ愛され続け、僕みたいな現役ファンもびっくりするんですが今現在高校生の方がラルクファン(通称ドエル)を公言するぐらい幅広い方から人気があります笑。

そんなラルクが気になる方の為に、長年ファンな僕が「とりあえずラルクを聞いてみたい!」という方向けのベスト3をお伝え致します!

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これからラルクを聞きたい人の為のオススメアルバムベスト3

第3位 True

True

Trueは1996年に発売されたL’Arc-en-Cielの通算4作目のアルバムです。

昔からのラルクを知る方には色々感慨深いアルバムでしょうか、今のラルク(hyde、tetsuya、ken、yukihiro)の4人体制になる前の最後のアルバムになりますね(当時はドラムのsakuraが在籍していました)。

このアルバムの良さは何といっても耳に残るキャッチーなメロディの多さ。シングル曲が10曲中4曲入っていて、hydeがハーモニカーを演奏する事でも知られる名曲flower。更に15周年を記念して行われた15th L’Anniversary Live(通称ラニバ)で演奏された瞬間黄色い声が飛びまくったthe Fourth Avenue Cafe(実はこの曲は元々シングルカット予定のアルバム曲でしたが、様々な事情で一旦お蔵入り。2006年に待望のシングル化されています)。

更に多分誰もがスーパーなんかで一度は聞いた事がある(笑)Lies and TruthやMVではけんちゃんの爽やかボーイ感が凄まじい風に消えないで。

アルバム曲で見るとライブで演奏される度に根強い人気を誇るCaress of Venusや先日Mステスーパーライブでも披露されたHurry Xmasがリリースされるまで実質的にラルクのクリスマスソングだったI Wish(この曲は後にP’Unk-en-Cielと言うラルクメンバーによるパートチェンジバンドによってカバーされているのですが、このMVのてっちゃんが凄くかっこいいです笑)。更に更に、てっちゃんの超高音コーラスが曲の幻想さに心地良く絡むDearest Love。

未だにファンの間でもTrue曲の多くは根強い人気を誇っていて、個人的にも15thラニバでthe Fourth Avenue Cafeを聞いた時には正直鳥肌もんでしたねー。てっちゃんとけんちゃんが楽しそうに演奏してるのもまた良かったですし!

とにかく新しいアーティストを聞く場合は「耳に残る」事が最も大切。そういう意味では、初期のラルクを代表する「名刺代わり」のアルバムかもしれません。

(どうでも良いけど過去けんちゃんがうたばんか何かに出た時、車を買おうと思って名刺代わりにこの「True」を差し出したら「Trueのギタリストなんですね!」っていわれたって話ありましたよね・・・?笑。)

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第2位 the Best of L’Arc-en-Ciel c/w

the Best of L'Arc-en-Ciel c/w

はい、多分長年のファンの方には「は?」とか「なんで?」とか怒られるかもしれませんが、個人的にはこのアルバムを2位に押したいと思っています。

このアルバム自体は2003年に発売されたラルクのベストアルバム3部作のうちの1つで、1994年から1998年までの楽曲で構成された1994-1998、1998年から2000年までの楽曲で構成された1998-2000。そしてこのc/wはシングルCDのカップリング曲のみで構成されたアルバムとなっています。

普通初めて聞く方にお勧めする場合は代表曲が詰まったベストの方をお勧めするべきだと思うんですが、個人的に聞いてほしいラルクのカップリングの完成度!そのクオリティを無視してまでど定番に走るのはそこかしこで紹介されているんで、僕はc/wを押しまくりたいと思っています笑。

収録曲はラルクを知らない人に聞かせたらシングル集だと思ってしまうぐらい素晴らしいアルバムに仕上がっています(実際友達にカップリング集だと言わずに適当に貸したら普通にアルバムだと思ってどれがシングル曲なの?と聞かれた事があります・・・笑)。

個人的には賽は投げられた、THE GHOST IN MY ROOM、metropolis、Peeping Tomの流れが大好きで、この4曲はシングルカットしても遜色無いと思っています(metropolisは歌詞的にNGくらいそうですが・・・笑)。また熱狂的に好きな人が多い印象のI’m so happyやhydeの声に若さを感じるBrilliant Yearsもキャッチーなメロディで覚えやすくて初めて聞くには好印象かなと思います。

ラルクを初めて聞く方はもちろん、シングル曲なら大体わかるよ!みたいなライトな方にも是非聞いて頂きたい1枚になっています!

第1位 Clicked Singles Best 13

Clicked Singles Best 13

第1位にはラルク入門に最適なシングルベストアルバムを選出しました!

Clicked Singles Best 13は2001年に発売されたシングル曲のみで構成されたベストアルバムで、1994年の1stシングルBlurry Eyesから2000年に発売された20thシングルSTAY AWAYまでのうち12曲のシングル曲と、ボーナストラックとして1曲Anemoneを収録した全13曲のシングルベストアルバムとなっています。

楽曲はシングルベストだけあってどれもがラルクを代表する楽曲で構成されていて、20代後半以上の方なら誰もが一度は耳にした事があるって曲が大半じゃないかなと思います。

1位なので全曲レビュー方式で!

1. Blurry Eyes

今でも良くライブで演奏される1stシングル曲で、ベースラインが非常に忙しいながらもてっちゃんのベースプレイやけんちゃんのカッティングによるラルクっぽさが前面に出ている曲だと思います。

2.flower

根強い人気を誇るflower、名実共にラルクの代表曲ですね。てっちゃんのうねるベースラインが特徴的な曲ですが、ライブでhydeがハーモニカを吹く印象的な曲になっています。カラオケでも比較的歌いやすく人気の楽曲ですね!

3.Lies and Truth

良くスーパーなんかでmidiアレンジして聞く事が多い気がするので薄っすら聞いた事があるって方も多いかも?けんちゃんのカッティングと美しいメロディのギターソロが印象的な曲です。

4.虹

個人的にはL’Arc-en-Cielはデビューから1997年までの前期、1998年から2005年までの中期、2006年から現在までの後期の3つに分けられると考えています。この楽曲はその中期の始まりであるラルクにとって非常に重要な曲。今の4人体制になって始めてのシングル曲という事もありますが何よりフランス語で虹を意味するL’Arc-en-Cielと言うバンド名の訳そのものをタイトルにした楽曲、どれだけメンバーの想いが詰まった楽曲かはもう言うまでも無いですね。ライブでも重要な局面(ラストとか)に演奏される事が多いです。

5.winter fall

冬の名曲と言えば!の楽曲で、もう本当にこの曲はてっちゃんの為にあるような楽曲です。美しいサビのベースラインやコーラスもそうですが、ギターソロ前のCメロ部分。実質ベースソロみたいなもんですが高音域を多様するてっちゃんには珍しい低音のライン、是非その辺りに注目して聞いて欲しい1曲です!

6.DIVE TO BLUE

この曲もスーパーなんかでよーく聞きます!アップテンポでメロディも覚えやすく、”明るいラルク”入門にはとってもベストな選曲かも知れません。もうラルクファンの方には言うまでも無いですが、この曲のどこかに「蟹の味噌汁」と聞こえるところがあります、是非探してみて下さい笑。

7.HONEY

言うまでも無く未だにメディア露出時に演奏される事もあるラルク最大のヒット曲です。この楽曲は花葬、侵食~lose control~と同時に3枚発売された楽曲の1つで、多分このアルバムで最も聞いた事ある!って方が多い楽曲じゃないでしょうか。メディア露出が決して多い方ではないラルクにとって始めての紅白出場曲であり、そういう意味でも知名度が高いのかも知れませんね。この楽曲はなんといってもてっちゃんのベースプレイ!1曲通してうねるようなベースラインでてっちゃんを代表するベースラインだと勝手に思っています。I want to fly, waitin for sunriseの歌詞の部分のギターとベースでユニゾンしているこの曲のメインモチーフ部分なんかも非常にかっこよく、この曲をカバーしているバンドマンなんかめちゃくちゃ多いんじゃないでしょうか笑。

8.HEAVEN’S DRIVE

この曲もてっちゃんの為にあるような楽曲だと思っています笑。黙々とルートを弾いてグルーブ感マックスなベースプレイヤーも勿論かっこいいですが、ベースを良く知らない方にも「へえー、ベースってこんな事もてきるんだ!」と思ってもらえるようなベースラインですね。こういうベースラインの好き嫌いは別として、ベーシストには興味があれば1度は弾いてみて頂きたい曲となっています!まずフレーズ覚えるのがめちゃくちゃめんどくさいです!笑(ライブを見ていると、てっちゃん自体も手癖でなんとなく弾いてるのが良くわかります・・・w)。

9.Pieces

ここまで虹を除いてミッドテンポ~ハイテンポな楽曲が続いた中で唯一のバラード曲!多分「瞳の住人」や「あなた」、「叙情詩」と言った楽曲とNo.1を争うぐらいラルクの中でメジャーなバラード曲ではないでしょうか。ラルクのライブでトリを飾る事も多く、ストリングスとバンドサウンドが融合してが織り成す壮大なバラード曲となっています。またこの曲のMVは非常に完成度が高く、ネタバレになるとあれなので伏せておきますがラストは衝撃的な展開が・・・!

10.Driver’s High

多分僕世代だとこの曲の知名度もかなり高いはず!アニメGTOのオープニングテーマとして非常に有名ですね!アップテンポな楽曲でとにかく疾走感が半端無い曲で、ドライブ中に聞いてると自然とスピードが出てしまうので気をつけて欲しい曲です笑。この曲のギターソロは比較的簡単な事もあり、多くのギターキッズがコピーしたとかなんとか・・・。どのパートも演奏していて楽しい楽曲なので、楽器を触る方には是非一度コピーして欲しい曲ですねー!

11.NEO UNIVERSE

この曲もかなり有名かな?当時化粧品のCM挿入曲になっていてかなり印象的でした。この曲が好きなのにバンドでコピーできない!と言った声が良く聞かれる曲です笑(この楽曲ではギターは弦を振動させてサステインを得るE-BOWを使っていたり、ベースは6弦ベースしかもチューニングが通常の4弦+Low-E/Hi-Cでは無くギターの1オクターブ下のセッティングだったりと、機材面でお金がかかります・・・笑。)。カラオケで歌う分には非常に気持ち良い曲で、打ち込みによるピコピコサウンドもどこか近未来を感じさせるラルクを代表する1曲に仕上がっています!

12.STAY AWAY

何故かカラオケに行くと「歌って!」と言われる事が多いSTAY AWAY笑。この曲はメロディも比較的なだらかで音域も狭い為歌いやすく、ラルクをカラオケで歌ってみたい!と言う方にお勧めな1曲です(個人的には僕自身がベーシストでてっちゃんのコーラスパートも良く歌う為、コーラスの方が好きです笑)。また当時MVではメンバーによるダンスが話題になったりしましたね。この曲もベースが非常に特徴的で、かなり歪ませたサウンドにうねるベースラインとなっています。ハイポジションによるベースソロもありベーシストには見せ場が多い曲となっていますねー!この曲の前にてっちゃんがベースソロをやりながらバナナやらズッキーニを客席に投げ込む姿はライブの定番となっています笑(予断ですが20th L’Anniversaryでてっちゃんがこの行動をやっていて誰もが次の楽曲はSTAY AWAYだろうと思っていた中、突然僕が大好きなC’est La Vieを演奏し始めた時は鳥肌がやばかったです・・・w)。

13.Anemone

ラストはこのアルバムでお披露目になったAnemone!ここまでお勧めしておきながらなんですが、この楽曲だけは上記12曲とはちょっと色味が違いますね。ラルクってこういう楽曲も良いよ!むしろコアなラルクってこういう感じだよ!感がある楽曲となっています笑。どちらかと言うと好き嫌いが分かれる楽曲かな?わざわざシングルベストを銘打って置きながらこの楽曲をぶっこんでくる辺り、ラルクらしいと言うかセンスを感じます笑。

Clicked Singles Best 13は日本国内版が2種類あって、2001年に発売された物とBlu-specCD(Blu-rayの技術を用いて作成されたCD)の2種類があります。金額的な違いはほぼ無いので、個人的にはBlu-specCD版がオススメです!

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ラルク入門アルバムはシングルベストがオススメ?

と、ここまで僕の偏見に満ちたオススメをお送りしてまいりました。残念な事にここ数年でリリースされたアルバム「KISS」や「BUTTERFLY」も入れたいなーと思ってたり、有名曲である「READY STEADY GO!」や「瞳の住人」が収録されてる「SMILE」なんかも捨てがたかったり、当時2枚同時リリースで話題を掻っ攫った「ark」「ray」も悩ましかったりしましたが悩みに悩んでこの3枚としました。

あくまで「ラルクをあまり聞いた事が無い」or「シングル何曲かは知ってるよ!」と言う方向けに書いてみたので現役ドエルさんにはもしかしたら納得いかないラインナップかも知れません。ただラルクの良さを知ってもらう為には良いんじゃないかなーと個人的には思っています。

これらのアルバムを入り口に、ラルクを好きになってくれると嬉しいです!

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