仮想通貨が本格的に流動性を増してきた2017年、仮想通貨を持っている、もしくは売買した事がある方も増えてきたのではないでしょうか?
仮想通貨は様々な取引所と呼ばれるサイト上から売買や交換が可能となっています。
本日はその取引所で日本国内最大手の1つ、Coincheckの登録方法を詳しくご案内して行きたいと思います。
Coincheckとは?
Coincheckは日本最大手の仮想通貨取引所の一つで、映画化された「ビリギャル」を生み出したSTORY.JPの開発者である和田晃一良氏が代表取締役を務める日本国内の仮想通貨取引所です。
Coincheckそのものののサービスは2014年8月から始まっており、国内でも古株に分類される取引所の一つですね。
Coincheckのメリット・デメリット
それではまず、登録の前にCoincheckのメリット・デメリットを見て行きましょう。
Coincheckのメリット
まずCoincheckのメリットから解説して行きたいと思います。
取り扱いアルトコインの多さ
Coincheck最大のメリットはその取り扱い通貨ペアの多さです。
2019年12月20日現在、Coincheckでは以下の通貨を扱っています。
- BTC(Bitcoin/ビットコイン)
- ETH(Ethereum/イーサリアム)
- ETC(Ethereum Classic/イーサリアムクラシック)
- LSK(LISK/リスク)
- FCT(Factom/ファクトム)
- XRP(Ripple/リップル)
- XEM(NEM/ネム)
- LTC(Litecoin/ライトコイン)
- BCH(Bitcoin Cashビットコインキャッシュ)
- MONA(Monacoin/モナコイン)
- XLM(Stellar/ステラ)
ビットコインはもちろん、様々なアルトコインを扱っておりCoincheckでしか購入できない通貨も多く揃えています。
(アルトコインとは、ビットコイン以外の仮想通貨を指します。)
仮想通貨は何かがきっかけて1つの銘柄が上昇すると、他アルトコインも合わせて上昇傾向にあるので手持ちの資金によって色々な通貨に分散して投資する事でリスク分散が行えるので、多くの通貨を扱っているとそれだけリスク分散が容易になります。
国内唯一!電気代にビットコインが使える!貯まる!
これはあんまりピックアップされていないんですが、実はCoincheckはCoincheckでんきという電力供給サービスも手がけています。
簡単に言えば2つのサービスがあり、
- 電気料金の1%~7%のBitcoinが貰える
- 電気代が1%~7%割引され、Bitcoinで支払える
の2つから選べます。
パーセンテージに幅がありますが、これはお住いの地域や契約アンペア数によって変わってきます。
例えば北海道地域の60Aのご家庭なら7%、東京電力管内で60Aのご家庭なら6%と言った形ですね。
基本的に大きなアンペア数になるほど付与率/割引率が良くなりますし、普通に各地域の標準電力会社(僕は東京在住なので東京電力)と契約するより得なので利用しない手はありませんね!
Coincheckのデメリット
続いてCoincheckのデメリットを解説して行きます。
本当に操作画面は使いやすい?
UI(ユーザーインターフェース)は個人的には使いづらいなあと感じています。
何故かかなり多くの方が「Coincheckは使いやすい!」と仰っているのですが、僕はあのUIは直感的に分かりづらく非常に使い辛いと思っています。
これは慣れなのかもしれませんが、UIに限っては
bitFlyer>Zaif>Coincheck
だと思っています。
実質的な手数料が割高
Coincheckは基本的に売買手数料がかからないのですが、外国為替と同じようにスプレッドと呼ばれる売買価格差が存在します。
例えば外国為替だと、外貨預金やFXをやった事がある方はご存知だと思うんですがドル円が100円の時に、「じゃあ買おう!」と買うと100.05円で買う事になる、みたいな価格差があるんですね。
実はこれはユーザーが払う実質的な手数料、この価格差の事をスプレッドと言います。
Coincheckはこの価格差が広く、ちょっと割高な事が多いんですね。
ただし先述した通りCoincheckでしか取り扱っていない通貨があるので、基本的には手数料が安いZaifで取り扱っている通貨はZaifで購入し、それ以外のCoincheckでしか扱っていない通貨はCoincheckで、と言うように分散して使う方式が最も賢いと思います。
Coincheckはこんな人におすすめ
Coincheckは豊富なアルトコインの取り扱いがありこんな方におすすめです。
仮想通貨に初めて挑戦したい!という人はCoincheckが断然おすすめです!
Coincheckの新規口座開設手順
それではCoincheckの登録を行っていきたいと思います。
ここでは口座開設から実際の入金までを順を追ってご説明致します。
Coincheck口座開設
目安:3分
以下からCoincheckの公式サイトを開いて下さい。
登録方法は2種類あり、
- Facebook認証を利用して登録
- メールアドレスとパスワードを入力して登録
いずれかの方法で登録が出来ます。
どちらかお好みの方を選んで、Facebook利用の方はボタンを押下後認証を、メールアドレス利用の方はご自身のメールアドレスをご希望のパスワードを入力後登録するボタンを押下して下さい。
なおパスワードは英数字混在の7文字以上となっています。
今回僕はメールアドレスで登録してみました。
この画面が表示されると、入力したメールアドレス宛に「登録メールアドレス確認のお願い」と言う確認メールが来ますので、メールに記載されているURLへアクセスします。
URLをクリックし、ログイン後こんな画面が表示されれば無事登録完了です!
本人確認の実施
それでは続いて本人確認を進めて行きます。
電話番号認証
目安:2分
Coincheckではまず電話番号の認証が必須になります。
これを行わないと名前や住所の登録や本人確認の簡易書留の発送手続きも行えませんので、必ず最初に実施しましょう。
ログイン後の本人確認書類を提出するボタンを押下します。
まず最初に電話番号を登録して認証をするように促されるので、フォームにご自身のSMS(ショートメッセージ)が使える電話番号を入力します。
入力後、SMSを送信するボタンを押下して下さい。
通常であれば数秒~1分程度でSMSが送られて来ますので、記載されている6桁の認証コードを入力すれば電話番号認証が完了します。
最終的にこのように電話番号認証済みとチェックが付き、ご自身の電話番号が記載されていればOKです!
利用規約の同意
目安:5分~10分
次は各種利用規約への同意を実施して行きます。
プライバリーポリシーや取引説明等どれも取引所を利用する上で事前に確認して起きたい事ばかりなので、必ず確認して下さい。
(PDFファイルなので、ご自身のパソコンやスマホに保存していつでも読めるようにしておいても良いかと思います。)
画面上部のメニューより、重要事項の承諾ボタンを押下して下さい。
ちょっと種類が多くて大変ですが、各種重要事項の説明を確認し、問題が無ければチェックボックスにチェックを入れていきます。
特に取引説明書は各種仮想通貨の説明や取引のルール、入出金や手数料等について明記されているので良く確認する事をオススメ致します。
全てのチェックを入れ次へ進むと重要事項に承諾した旨が表示されます。
次はいよいよ登録の最後の作業、個人情報の登録と本人確認書類のアップロードです!
本人確認書類を提出するボタンを押下して下さい。
個人情報登録・本人確認書類の提出
目安:5分
本人確認書類を提出する事で住所や名前等の確認をします。
本人確認書類として有効なものは以下の通りになります。
- 運転免許証(両面)
- マイナンバーカード(表面のみ/通知カードは不可)
- 住民基本台帳カード
- パスポート(顔写真がある面+手書きの住所欄がある面)
- 運転経歴証明書(両面/平成24年4月1日以降に発行された物のみ)
- 在留カード(両面)
- 特別永住者証明書(両面)
Coincheckでは基本的に保険証+公共料金領収証等では登録が行なえません。
大半の方は運転免許証、パスポート、またはマイナンバーカードになるでしょうか。
運転免許を所持していない場合は、無料で入手できるマイナンバーカードが最も手軽だと言えます。
マイナンバーカードに関しては、現時点では取引所へマイナンバーを伝える必要がありませんので裏面はアップロードしないように注意して下さい。
また、上記の本人確認書類を手に持った状態でセルフ撮影したIDセルフィーの提出も必須です。
自分の胸より上が映るようにし、アップロードする本人確認書類と一緒に撮影します。
なお全ての画像はスマホで撮影してももちろんOKですので、デジカメやスマホで撮影したものをパソコンで登録する場合はパソコンに取り込んだりメールで添付したりして保存して提出、スマホの場合はスマホのカメラで撮影してアップロードしましょう。
画像の準備が出来たら本人確認書類に記載の住所等を正確に入力しましょう。
例えば本人確認書類に○○マンション○○○号室のように記載がある場合、その通りに記載します。
自身の判断でマンション名を省略したりするとエラーで弾かれてしまう可能性があるので、確実な入力をしていきましょう。
最後に用意したIDセルフィーや本人確認書類をアップロードして完了です!
おおよそ1~2営業日程度で本人確認書類の受付が終わります。
簡易書留の受取
本人確認、確認書類の審査が無事終わると終了した旨、またそこから数営業日で簡易書留のはがきを発送する旨がメールにてお知らせされます。
無事簡易書留を受け取れば登録完了で、本人確認に関するメッセージが全て消え全ての機能が使えるようになります。
簡易書留ハガキの受け取りはシステムに自動反映されるので、受け取り後特に何かすると言うことはありません。
受け取り当日~2営業日程度でシステム上反映され晴れて登録完了となるので、受け取りだけ確実に行って下さい。
入金方法
Coincheckでは入金方法として以下の方法が選べます。
- 銀行振込(りそな銀行/住信SBIネット銀行)
- 海外振込(SWIFT)
- コンビニ入金
- Pay-easy
- クレジットカード(コイン直接購入)
基本的に日本在住の方は銀行振込、コンビニ入金、Pay-easy、クレジットカードの利用になると思いますが、コンビニ入金とPay-easy、クレジットカードの場合入金日を起算として7日間、入金相当額の資金移動が行なえません。
どういう事かと言うと、例えば口座残高に既に日本円換算で10万円ある状態で5万円追加入金をコンビニ入金、もしくはPay-easy、クレジットカードで行ったとします。
この場合残高は15万円になりますが、うち10万円については7日間立っていればいつでも出金したりこの10万円でビットコインを買って他の口座に送ったり出来ます。
しかし新たに入金した5万円分については、これが7日間立たないと出来ません。
口座振替にはこの規制がありませんので、基本的には口座振替をオススメします。
コンビニ入金、Pay-easy、クレジットカードでの入金及び購入は何らかの理由で口座振替が行えない最終手段と考えた方が良いと思います。
まずは入金ボタンを押下します。
幾つかの選択肢がありますが、基本は銀行振込で行いましょう。
銀行振込は
- りそな銀行
- 住信SBIネット銀行
2種類の方法から選択出来ます。
ユーザー毎に振込先が異なりますので、必ずご自身の画面で入金先の口座情報をチェックして下さい。
口座振込は住信SBIネット銀行口座がオススメ!
口座振替を行うなら住信SBIネット銀行が断然オススメです!
まず自分が住信SBIネット銀行なら、同行口座宛への振込手数料は0円です。
更に通常銀行振込は平日時間外、土日祝日は翌営業日に順次反映となりますが、住信SBIネット銀行口座同士の振込は即日反映されます。
つまり夜中だろうが土日祝日だろうが、大きなニュース等で値が大きく動きそうな場面を逃さずトレードに参加出来るんですね。
Coincheck口座登録に合わせ、住信SBIネット銀行の口座を一緒に作って利用する事を強くオススメ致します!
振込先に住信SBIネット銀行を指定する場合、ユーザーID+口座名と言う形で振込を実施します。
ユーザーIDは銀行振込の住信SBIネット銀行の欄上部に記載があります。
例えばユーザーID123456のヤマダタロウさんの場合、
123456 ヤマダ タロウ
と言った形で振込人名義を指定します。
ID未記載だった場合、また口座情報が間違っている場合は入金が正しく行われず当然即時反映もされませんので、必ず振込人名義の指定を行うようにしましょう!
Coincheck まとめ
- Coincheckの口座開設スピードは業界随一
- 登録・電話番号認証・規約の許諾・本人確認の4ステップ
- 入金は口座振替がオススメ!
Coincheckは口座登録のスピードが最もスピーディな取引所の一つ。
仮想通貨に初めてチャレンジする!という方にもとってもおすすめな取引所です!
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