FXをやる上で口座は国内にするか、海外にするかは大きな違い。
特に海外FXは国内には無い特徴があり、それらを利用すればなるべくリスクを抑えた上で大きな利益を得られる可能性があります。
そこで今日は海外FX口座を使った具体的な戦略を解説します。
海外FX口座を使ってリスクを抑えて利益を出す具体的な戦略
結論から言うと、次のシステムを使ってなるべくリスクを抑えてハイリターン狙いのトレードをします。
- ゼロカットシステム
- ハイレバレッジ
- 取引ボーナス
これらを使ってトレードする戦略、しっかり見ていきましょう!
資金を分割してハイレバトレードを狙う
まずはこれ、投資資金の分割です。
例えば今現在80万円投資資金があるとすれば、これを1/5や1/10程度に分割します。
1/5なら16万円、1/10なら8万円ですね。
どの海外FX口座も大体複数の口座開設ができるので、口座をトレードする用と資金管理用の2つにわけてトレードする用の口座に1/5や1/10の資金を入れておき、残りは資金管理口座に入れておきます。
資金を分割する理由は次のゼロカットシステムで解説します。
ちなみに僕は過去1万円→100万円、30万円→1,000万円にした経験があるから少額からでもチャンスがあれば大きなリターンを期待できるよ!
ゼロカットシステムを使う
そして積極的に利用するのがゼロカットシステム。
具体的には1回のエントリーの損切りがゼロカットになるように調整してエントリーします。
つまり勝てばトレード用口座の残高が増え、負ければトレード用口座の残高が0になるということですね。
こうすることで無理なナンピンや実力がないハイレバトレードを行わずに済みますよね。
ナンピンはまだ余力があるからできてしまう、それを口座残高を分けることでシステム的にできなくすることが最大の目的です。
もし負けてしまった場合同額を資金管理用口座からトレード口座に資金移動します、負けた場合の最大損失をトレード用口座の額に限定できるので、リスクを抑える手法と言えます。
そして資金を分割することで挑戦できる回数を事前に決めることができます、例えば10分割した場合は10回挑戦できるということ。
勝率が10%を切る手法なんて手法と呼べないので、きちんと取引ルールを確立していれば期待値はプラスな資金管理術と言えます。
ダウ理論を根拠に取り入れる
トレードする上で絶対に理解しておきたいのがダウ理論。
ダウ理論そのものは色々難しい解説をしているサイトもありますが、海外FX口座でこの戦略を使う時は以下を遵守してください。
- 相場はトレンド方向に進むのでトレンドに逆らわない
- トレンドが出ていない時はエントリーしない
- 損切りはダウ理論が否定される場所に置く
この方法では逆張り、いわゆる急激な変動のリバ取りはルール対象外なのでNGです。
他にも上昇チャネルの上限に当たったから売り、というのは逆張りになるのでできないですよね。
このように、トレンドを見極めてトレンド方向への順張りを遵守することで勝率を担保すると同時にリスクを抑え利益を伸ばすリスクリワードの良いトレードを徹底します。
なるべく信頼性の高い口座を使う
海外FX口座は良くも悪くも色々です、長年運営されておりユーザーからの信頼が高い口座もあればパっと出てきて高額ボーナスを餌にユーザーを取り込み、一定のタイミングで資金を持ち逃げしてしまうなんてこともあり得ます。
なので必ず信頼性の高い口座を使ってください、口座開設ボーナス等が良いからといって聞いたことも無いような口座を使うのはトレード以前の問題です。
もしどこが良いか迷っているなら、僕が実際に使っている以下の口座がおすすめです。
この2つは僕も日常使いしていて、最もおすすめはXM Tradingです。
XM Tradingは運営年数、ユーザーからの信頼性ともに抜群で出金が遅れたりサポート対応が悪かったことは一度もありません。 AxioryはXM Tradingに比べてボーナス等は地味ですが、ユーザーに寄り添った堅実な運営をしており相場急変イベント(例:アメリカ大統領選)の一時的なレバレッジ規制にも慎重に対応していて信頼ができます。少なくとも上記2つは僕自身が使っているからおすすめできるものです、不当な出金拒否等も聞いたことがありません(SNS上ではいくつかそう発信している人がいましたが、よく聞いてみるとその人自身が規約違反していただけだったケースばかりです)。
もしどれか迷ったなら安定して運営され信頼性抜群のXM Tradingを開設しておくことをおすすめします。
各口座の詳しい解説は以下の記事を合わせて読んでみてください。
ボーナスは積極的に利用する
海外FXの最大の特徴でもあるボーナスは積極的に利用していきましょう。
ボーナスは出金こそできませんが証拠金に使えるもので、特にトレードすればするほどボーナスが溜まっていくXM Tradingは大変おすすめです。
XM Tradingは取引ごとにロット数に応じてXMPというポイントが付与され、これを証拠金のボーナスクレジットとして利用ができます。つまり普段からXM Tradingでトレードすることで、最大限ボーナスの恩恵を受けることができます。
海外FX口座の使い方を語る上でのリスクと回避方法
信頼できる口座の場合ほぼ大丈夫ですが、投資家として生きていく上でリスク回避の考え方は絶対に必要です。
ここでは主なリスクを回避する方法を解説します。
余剰資金は出金しておく
まずは余剰資金、できればこれは出金しておきましょう。
先述したトレード口座と資金管理用の口座で運用しているといずれ利益が出て余剰資金が生まれると思います。
もちろんもう一段上を目指してそのまま証拠金として運用してもいいですが、そうではなくしばらくは証拠金量を維持するのであれば必ず出金しておいてください。
XM Trading、Axioryのように信頼性が高い口座ならともかく、聞いたことがないような新興口座で不当な出金拒否があったり資金の持ち逃げなんて話も昔はありました。そういうリスクを回避するために、不必要な資金は引き上げておくことが大事です。
規約は遵守する
言うまでもありませんが、各FX口座の規約は遵守する必要があります。
規約違反の取引を行えば当然不当な利益として利用を拒否されます。
例として多いのが両建て、つまりロングとショートを同時に持つ取引です。
XM Tradingでは同一口座内であれば基本的に両建てが認められていますが、複数口座を使った両建ては規約違反です。FOMCやアメリカのGDP、雇用統計等の短期間で大きく価格が変動する経済指標やイベント時に口座Aでロング、口座Bでショートをエントリーする両建ては100%バレます。
ゼロカットシステムを悪用してリスクを抑えながら利益を取れてしまうので禁止なのは当然ですよね。
またこれは違う取引所の口座間、例えばXM TradingでロングしてAxioryでショートするというのもバレます。
一時の利益のために規約違反をして二度とその取引所を使えなくなるというのは取り返しがつかない損失です、利用規約は必ず遵守しましょう。
もし少しでも不安がある場合、主要な口座なら日本語でのサポートが受けられるので気軽に聞いてみると良いです。
必ず複数の口座を開設しておく
最近ではあんまりなくなりましたが、一昔前は突然サーバーが停止してしまって取引ができなかったことがありました。
僕はそのリスクを回避するために昔から複数の口座を開設しておいて取引したい時にできるようにすることをおすすめしていましたが、その考えは今でも変わっていません。
常にバックアップ口座を用意しておくことで不意のリスクを避けることができます。
また近年口座ごとに特色が出てきており、直近ではXM Tradingがストップレベル0pips(現在価格に即ストップがおける)を実施したりAxioryでは条件が限定的ながらボーナスがつく機会も増えてきました。
新しいサービスが始まった時に即座に使えるように、やはり最初から開設しておくことをおすすめします(せっかくチャンスが来たのに本人確認に時間がかかって逃してしまった、なんてもったいないですからね・・・)。
海外FX口座を使ってリスクを抑えるにはルールが大事
続いて実際の取引で意識したい部分、つまりトレードルールについて解説します。
感情や思い込みトレード、ドテンエントリーをしない
一番大事なのがこれ、「価格が上がるだろう」とか「これだけ下がったから反発するだろう」という思い込みトレードは絶対に辞めること。
そして仮に自分のポジションが損切りに合ってしまっても絶対にドテンエントリー(損切りエントリーと反対売買を行うこと)をしないこと。
この2つは絶対に守ってください、最速で資金を失わせる2大要素です。
思い込みトレード
思い込みトレードは実際にチャートを見て「なぜそこでエントリーできるのか」が理論的に説明できなければダメです。
例えばこれは先日僕がツイートしたドル円ショートポジションエントリーの根拠です。
その後ドル円がどう推移したかというと、以下のように大きく円高方向に予想通り進んでいます。
このトレード自体はエントリーしたところよりも一時的に上に行ってしまい損切りした後に大きく下がりました。
143.8でショートエントリーしていたので、もし取れていたら200pips以上取れたトレードでした・・・笑。
でも自分のルール通りにトレードしていたので後悔はあんまりしていません、想定通り進んだということは自分が今チャートをしっかり見ることができているという証拠です。
このように、きちんとその後どう進むのか想定してエントリーすることが本当に大事です。
ドテンエントリー
ドテンに関しては口座残高をトレード用と資金管理用で分けてあるのでシステム上できなくしてありますが、それでも即座に残高移動してドテンすることはできてしまいますよね。
ではなぜドテンエントリーがダメかというと、根拠が明確ではないからです。
エントリー根拠にダウ理論を使うと言いましたが、損切りにあった直後即ドテンするタイミングって「ダウ理論が否定されただけ」ですよね。
その後長期にレンジ形成するかも知れないし、日足や週足と言った長い時間軸ではその後ヒゲになり損切りを狩りに行っただけかも知れません。
つまりダウ理論が否定されただけでは明確な根拠になっていないのです。
ドテンエントリーは上手く行くことが無いとは言いませんが、ドテンエントリーをする人で安定して成果を出している人って多分ほぼ0に近いと思います。
そのぐらい悪手です、これを機に生涯ドテンエントリー禁止を徹底しても良いと思いますよ。
自分が決めたルールは絶対に守る
- ここで反転するだろうから損切りをずらそう
- 根拠が明確じゃないけどポジりたい
- 今なら勝つ自信がある!資金管理用口座の残高も使って一発ハイレバだ!
このように決めたルールから逸脱するトレードは仮に一時成功してもいつかは破滅を招きます、絶対にやめておきましょう。
ここまでこの記事を読んでくださっている方にはもう理由を説明するまでもないですよね。
トレードがどうだったのか、振り返りを行う
負けトレーダーが絶対にやっていないのがこのトレードの振り返り。
FXは良くも悪くも過去出たものが何度も何度もチャート上に出現します。
三尊/逆三尊やダブルトップ/ボトムなんて短い時間足なら1日何度も見ますよね、チャートには過去出た形が何度でも何度でも出てきます。
じゃあ自分がトレードした時はどうだったのか、なんで成功or失敗したのか振り返る人は驚くほど少ないです。
- その時長期足はどうだったのか
- 自分が根拠としたローソク足や水平線、トレンドラインはなぜ機能したorしなかったのか
- その後相場がどのように変動して行ったのか
- 仮に損切りされたが最終的に自分が想定した方向へ戻ってきた場合、どこに損切りを置くべきだったのか
検証できることは山ほどあります。
また僕はインジケーターの類はあまり使わないですが、仮に使っている場合移動平均線の向きや並びやローソク足との関係性、RSIやMACDの形はどうだったのか、ボリンジャーバンドの角度や関係性はどうだったのか等も合わせて検証できますよね。
今チャート上にあるものはこれから先いつか必ず再びチャート上に描かれます、トレードの振り返りはとても重要です。
海外FX口座はこう使え!リスクを抑えて利益を出す戦略 まとめ
- 資金を分割してリスクを限定化する
- 損切り=ゼロカットでロット調整する
- ダウ理論を根拠に取り入れる
- なるべく信頼性が高く、ボーナスが優れているXM Tradingや安定性抜群のAxioryを使う
これが海外FX口座の使い方です。
もちろん多額の資金を使って大きくトレードするのも良いですが、それは投資資金に大きく余裕がある段階になってから。
まだ海外口座を使い始めたばかりで使い方が分からない、もしくは開設を迷っている方はぜひこれを参にしてみてください!
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